プロックスのタモジョイント(PX864K) レビュー&インプレ・今のところ一番良い!これに変えてからバラシが激減

プロックスのタモジョイント(PX864K) レビュー&インプレ・今のところ一番良い!これに変えてからバラシが激減
プロックス (PROX) タモジョイント(PX864K)

みなさんこんにちは!Actibu Outdoorのヤスです。

フランスで趣味の釣りやアウトドアを休日に楽しんでます。

YouTubeで Actibu Ch” と言う、フランスでのルアーフィッシングの様子を配信しているチャンネルをしています。興味があれば覗いてみてください!

本題です!タモジョイント!

昔はタモなんて邪魔じゃし、持っていかないことが多かったんですが、

タモが無いことにより、取れない魚がいて悔しい思いをしたり、

何より、そのせいでラインブレイクしたり、ランディングにもたつき、時間がかかってしまい、魚を必要以上に傷つけてしまったり、弱らせてしまったりして、かわいそうなことをしてしまったなと後悔することを経て、

現在では、常にタモは携帯するようにしてます。

それに、最近はバーブレスにしていたり、バーブレスでシングルフック化していたりもするので、バレやすいランディング時に、タモがあることでキャッチ率が上がるので、タモは必需品です。

そんなに多くはないですが、今まで3つの違うメーカーのタモジョイントを使ってきて、現在使っているプロックス (PROX) のタモジョイントが、今のところ1番自分のスタイルに合っていて使いやすいので、

過去使用してきたジョイントに比べて何が良いのか(自分に合っているのか)比較レビューです。

この記事でわかること
  • プロックスタモジョイントの外観・特徴
  • 何故良いと思うのか?(他タモジョイントとの比較)
  • デメリット

プロックス(PROX) タモジョイント概要:

タモジョイント外観:

プラスチックな見た目で耐久性が気になる方もいるかもしれませんが、ガラス繊維強化プラスチックということで非常に丈夫です。

現在4年ほど使ってますが、特に不具合もなく、まだ壊れてません。

プロックス (PROX) タモジョイント(PX864K)

見た目も非常にコンパクト。

タモフレームとシャフトとの隙間も狭く見た目もスマートです。

タモジョイント

開いた状態と閉じた状態はこのような感じ。

タモジョイント(PX864K)
PROX PX864K

マットな質感はどのタモフレームやシャフトにも合いそうです。

カラーもいくつかあるようなので好きなカラーをチョイスできるのも良いですね。

取り付け方:

プロックス (PROX) タモジョイント(PX864K)の取り付け方を写真で解説します。

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

①バラす:

一般的なタモジョイントは、上の写真の状態で、タモフレームとランディングシャフトにネジ入れるだけですが、

プロックスのタモジョイントは下の写真のように、一度バラします。

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

②フレーム側のナットを付属のラチェットで締め込む:

先に写真下のパーツをタモフレーム側にネジ入れ、付属のラチェットで締め込み固定します。

これによって、任意の位置にタモフレームをしっかり固定することが出来るので、ここもいいポイント。

1度こうしてしっかり締めておけば、他のタモジョイントに比べて、ネットレームがずれてしまうことが少なく感じます。

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

③ゴールドのボルトを差し込み、締め込む:

その後で、ゴールドのボルトを差し込み、

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減
【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

また、付属のラチェットで締め込むことで完成。

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

④シャフトに取り付ける:

最後にシャフトに締め入れれば終わりです。

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

最初は多少他のシャフトにねじ込むだけのタモジョイントに比べると面倒ですが、後々、フレームが回ってしまったりといったことが少ないので、ストレスが少ないと思います。

プロックス (PROX) タモジョイント(PX864K)の良い点:

良い特徴①(フリップで開ける):

いざ魚がかかり、タモの準備をしなければならない時!

タモホルダーで、後ろのベルトなりヒップバッグに掛けていたタモ(折り畳まれた状態)を、引き抜くと、写真下のような状態になっているかと思います。

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

プロックスのタモジョイントの良いところは、

この状態から、軽くグルッとフリップさせると簡単に開くことが出来ること!!

完全なロック機構が付いているタモジョイントはここから、ロックを解除するレバーを引いたり、押したりする手順をとらなければならないし、時にそれが簡単にいかないこともしばしば。

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

画像だけでは伝わりにくいので、プロックスのYouTubeで、組み立て方&開き方を詳しく見せているので、こちらを見た方が分かりやすいと思います。

プロックスの解説YouTube:

プロックスが自社YouTubeチャンネルでわかりやすい解説動画を出してくれてます。

これは非常に自分のスタイルには便利なポイントでした!

バーブレスフックを使うことが多いので、ランディング時にタモを準備している際に、このタモを開く動作でもたついてしまい、ラインテンションが抜けて、バレてしまうことが多かったんですが、

こうしてフリップするだけで開くことが出来るため、タモを準備する際のもた付きでバラしてしまうことが、かなり少なくなりました!!

プロックスタモジョイントの特徴②(適度なロック):

フリップで開くんですが、閉じた状態の時にジョイントが完全にフリーでは無く、適度なロックがかかっていて、写真のようにタモフレーム部を下に向けても、勝手に開いてしまうこともありません。

【レビュー】プロックスタモジョイントが今のところベスト!これに変えてからバラシが激減

なので、折り畳んだ状態で、後ろのバッグなりに差し込んでいても、歩いてる時や、多少の風でパタパタして煩わしいってこともないのも、かなりストレスがなく良いポイントです。

私は現在ノーザンパイクやヨーロピアンパーチを陸っぱりから狙うことが多いですが、釣りのスタイルはブラックバスの陸っぱりと非常に似ているので、ブラックバスなどの陸っぱりで使うにはこの完全にロックがかからず、フリップだけで開ける構造はかなり使いやすいです!

*ロックショアや磯ヒラなど、風の強い状況下で釣りをする時はもしかしたら、完全にロックさせる機構でないとタモが開いてしまって煩わしくなるのかもしれませんが、私はしたことがないので、そのような状況下での使用感はわからないですね。

デメリットは?

プロックス タモジョイントのデメリットは締め込みに専用ラチェットがいることくらいです。一回無くしたことがあります。無くてもなんとかなることは何とかなりますが、あったほうが締め込みなどがスムーズですが、持ってくるのを忘れたり、無くしたりするリスクがあります。

歴代のタモジョイント・何故ダメだったのか:

①初代タモジョイント

つばの部分を引くことでロックを解除してタモを開くタイプのタモジョイントでした。

起きた問題:

これは、自分の使い方が悪かったのかもしれないし、たまたまこの個体がよくなかったのかもしれないですが、

写真のように、ボールジョイント?って言うんでしょうか?が取れてしまい、かなり早い段階で壊れてしまいました、、、、、

折り畳んだ状態で完全にロックがかかる構造で、ボガグリップのように、写真のツバのような部分を引くことによって、ロックを解除しタモを開くことが出来ます。

しかし、その一手間が個人的には、タモを開くのを現場でもたつかせました。

バーブレスでなければ、もしかしたら問題無いかもしれませんが、バーブレスフックを使用していると、やはりその一瞬のもたつきでバラしてしまうことが多かったのは事実です。

バーブレスフックを使用していて、ランディングネットを準備するスムーズさが必要な場合は、閉じた状態で完全にロックしてしまう機構のタモジョイントは個人的には使いにくいです。

②2台目タモジョイント:

本当は検索にもよく引っかかり、評判もよかったため、最初にこのタモジョイントを購入しようとしていました。

タイミングが悪く、在庫が見つからずに、上記の初代タモジョイントにしたのですが、

初代が壊れてしまったので、このタモジョイントを2代目に迎えました。

これは今でも現役です。壊れずにいてくれてますが、同じく、タモを開くときの問題(個人的には)があります。

このジョイントもロック機構がついており、閉じている状態でもロックがかかり、簡単に開かない機構になっています。

初代のものとは少し違い、写真の部分を押し込むことで、タモを開くことが出来ます。

使いにくい点:

しかし、自分が下手なのもあるかもしれませんし、商品の個体差もあるのかもしれませんが、簡単そうに見えて、これがまた思っているより簡単じゃ無いんです(汗)

タモホルダーでどこかにかけていたタモを引き抜いて、タモを開くために、この部分のレバーに親指をかけると、大体このような状態になるのではと思います。

しかし、このタモが下側にある状態で、このレバーを押し込もうとすると、金具が噛んで、かなり硬いか、思うように押し込めないんです、、、

写真のようにタモが上に来る状態だと、金具が噛まずにスムーズに開けるんですが、そんなの現実的じゃありません。

そのせいで、なかなか開けずに、その間にバラしてしまうことが多発。

と言うこともあって、釣りをしているときはタモを開いて使用するように、していたりするんですが、

移動の際に閉じてコンパクトにした状態にして、そのまま次のポイントで、開かずに釣りを始めたら、魚がかかり、その際タモを開こうとして、うまく開かずにもたもたしてたら、魚をバラすと言うパターンが案外あります(汗)

やはり、閉じた時のロック機構がついてないものが、自分にとってはベストなんじゃないかと言う結論に至った時に、見つけたのがこのプロっクスのタモジョイントです。

結論:

今まで幾つかのタモジョイントを使ってきて思ったことは、ジョイントを閉じた際のロック機構は、その必要性を感じる状況下での使用がなければ、個人的には正直不必要です。

”ロック機構で開かない”  よりも ”いかにスムーズに開けるか” の方が重要です! 

確かに閉じた時にロックされず、完全にプラプラな状態になってしまう、タモジョイントも使いにくいかもしれません。

歩いている時にパタパタするし、少し風が吹いたらパタパタしてしまうんではストレスになります。

それを全て満たしていたのが、このプロックスのタモジョイント!

1)フリップするだけで開けれるし

2)閉じた状態でも適度にロックされているので無駄に動かない

これだけで、自分にとっては、今のところベストなタモジョイントです!

関連アイテム:

プロックスのタモジョイント:今のところ1番スムーズに開閉ができて非常に使いやすい!

昌栄のタモジョイント:耐久性は申し分なさそう。しかし、個人的には折り畳んだ時のロック機構はいらない。ロック機構のないモデルもあるようなので、ロックがいる!って人以外はロックなくていいと思ってます。

メジャークラフト タモジョイント:

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