エバニュー チタンマグカップを13年毎日使った感想|ダブルウォール300とシングル400どっちを選ぶ?

エバニューのチタンマグカップ2つ。左が赤い取っ手のシングルウォール400、右がダブルウォール300
写真は自分のエバニュー チタンマグカップ。左がシングルウォール400、右がダブルウォール300(2020年3月撮影)

みなさんはじめまして、Actibu Outdoor ヤスです(Actibu Ch)。YouTubeでフランスのルアーフィッシングをメインに配信しとります。

エバニューのチタンマグカップは、自分が登山を始めて最初に買った道具のひとつです。2013年頃にダブルウォールの300を買うて、2020年にシングルウォールの400を買い足しました。ダブルの方は、もう13年くらいになります。

今では山やキャンプだけじゃなくて、家でコーヒーやお茶、水を飲む時も毎日これです。妻と1つずつ使いよって、うちで一番使うとるマグカップになっとります。この記事では、13年毎日使うてきて分かったこと、ダブルウォールとシングルウォールの違い、今から買うならどっちがええかを、正直にまとめます。

先に結論:違いは「直火にかけられるかどうか」。迷ったら先にシングル

  • 13年毎日使うても、凹みも変形もなし。変わったのは、側面の印字が消えたのと、取っ手のゴムが1か所破れたくらいです
  • ダブルウォールは冷めにくいけど、直火にはかけられません
  • シングルウォールは直火にかけて、冷めたコーヒーを温め直せます
  • キャンプやテント泊で温め直したいならシングル、注いだら飲み切るならダブル。迷ったら先にシングルを買うて、温め直しをあんまりせんと分かったらダブルを足すのがおすすめです
  • エバニューのダブルウォールは、2026年のカタログには載っとりません。買うなら在庫が残っとるお店か、他メーカーのダブルになります

目次

エバニューのチタンマグカップを13年使った感想

山頂でコーヒーを飲みたくて買った

買うた理由は単純で、「山頂でコーヒーを入れて飲むんは最高じゃろうな」と思ったけーです 笑。実際それはほんまに最高で、今でも一番の楽しみのひとつです。登山やキャンプの自然の中で飲むコーヒーは、ほんまに美味しいんですよね。

今は家で毎日使う、一番のマグカップ

今は山で使うより、家で使う方が圧倒的に多いです。コーヒーもお茶も水も、気づけば毎日これで飲んどります。

しかも、うちでは夫婦で1つずつ使いよります。自分はシングルウォールの400、妻は保温性のええダブルウォールの300。2人ともほぼ毎日、コーヒーやお茶を飲むのに使うとります。同じエバニューのマグでも、好みで使い分けができるのはええところです。

決め手は軽さと丈夫さ、たためる取っ手

登山で使うのが前提じゃったけー、軽くて丈夫なことが一番でした。チタンは軽くて錆びにくく、熱が伝わりにくい金属です。熱いコーヒーを入れても、飲み口が熱うなりにくいのもええところです。

取っ手を折りたたんだエバニューのチタンマグカップ2つを上から見たところ
取っ手は折りたためます

取っ手が折りたためるのも絶対条件でした。たためん取っ手の方が強度はあると思うんじゃけど、いかんせんかさばります。ザックにパツパツにパッキングすると、マグカップの取っ手ですら邪魔な時があるけー、たためる方が断然使いやすいです。13年使うても取っ手が壊れたことはないけー、強度も十分です。

エバニューのチタンマグカップの取っ手に付いたシリコンチューブ。左が赤、右が色あせたピンク
取っ手にはゴムのようなチューブが付いとります(2020年3月撮影)

取っ手にはゴムのようなチューブ(シリコンチューブ)が付いとります。正直、見た目だけでいうと無い方がかっこええと思います 笑。じゃけど、これが案外ええ仕事をしてくれとって、コーヒーをたっぷり注いで持っても、手が痛くなりません。かっこ悪いんじゃけど、これのおかげで取っ手の食い込みが気になったことはないです。

13年使った経年変化とデメリット:印字は消えたけど、凹みも変形もなし

13年毎日使うてきて、困っとることや気になる弱点は、正直ほとんどないです。何度も落としたり雑に扱うたりしとるのに、壊れもせんし、凹みもせんし、変形もしとりません。汚れも、普通にゴシゴシこすれば落ちます。

変わったところを挙げるなら、この2つくらいです。

  • 側面の印字がほぼ消えた:ダブルウォールの方は、外側にプリントされとった文字がもうほとんど見えません。使うのには何の関係もないです
  • 取っ手のゴムが1か所破れた:ゴムが劣化して、1か所だけ破けとります。それでも普通に使えとります
側面の印字が薄くなったエバニューのチタンWマグカップ300
ダブルウォール300。2020年3月の時点で、側面の印字はもうだいぶ薄うなっとりました

13年でこれだけなら、一生物と言うてもええと思います。買う時は高いと思いましたが、ほぼ毎日使うとることを考えたら、買うてほんまによかった物のひとつです。

ダブルウォール300:冷めにくいけど、直火にはかけられない

ダブルウォールは、名前のとおりチタンが2層になっとって、間に空気が入っとります。そのおかげで熱が伝わりにくく、入れたコーヒーが冷めにくいです。魔法瓶のようにはいかんけど、寒い山頂ではちょっとの差でも冷めにくいのは助かります。熱々のコーヒーを注いだ直後でも、外側が熱うならんけー、普通に持って口をつけられます。妻がダブルを使うとるのも、この保温性が理由です。

そのかわり、ダブルウォールは直火にかけられません。2層の間の空気が火で熱せられて膨らむと、壊れる危険があるけーです。エバニューのカタログ(2026年版)にも「保温性の高いダブルウォールは火にかけられませんが、シングルウォールなら普通のPotと同じように火にかけられます」と書かれとります。

山頂で短い時間コーヒーを楽しむだけなら、これは全然気になりませんでした。ただ、キャンプでゆっくりしとると、冷めたコーヒーを温め直したい時があるんですよね。それでシングルウォールを買い足しました。

シングルウォール400:直火で温め直せて、より軽い

赤い取っ手のエバニュー チタンマグカップ400
2020年に買い足したシングルウォール400

シングルウォールの一番のメリットは、やっぱり直火にかけられることです。焚き火の近くに置いたり、バーナーやアルコールストーブにかけたりして、冷めたコーヒーを温め直せます。荷物を減らしたい時は、マグカップ自体でお湯を沸かしてインスタントコーヒーを作ることもできます。自分もキャンプでは、エバニューのアルコールストーブにマグカップを乗せて、コーヒーを温め直すことがあります。

壁が1枚な分、ダブルより軽いのもええところです。

弱点は、熱々のコーヒーを注いだ直後や、火から下ろした直後は、さすがに本体がかなり熱いことです。とはいえチタンは熱が伝わりにくいけー、少し待てばすぐに口をつけられるようになります。それと、ダブルに比べたら冷めるのは早いです。

ダブルウォールとシングルウォール、どっちを選ぶ?

ダブルウォールシングルウォール
直火× かけられない○ かけられる
冷めにくさ○△
注いだ直後の熱さ外側が熱くなりにくい少し待つ
重さ(300サイズ)96g(Ti 300 FH W Mug)51g(Ti FH Mug 300)
向いている人注いだら飲み切る、温め直しはしないキャンプやテント泊で温め直したい

正直、これはその人の使い方次第です。選ぶ時の一番大きなポイントは、直火にかけられるかどうか。

寒い時期のキャンプやテント泊でコーヒーを飲むと、飲み終わる前に結構冷めるんですよね。それを焚き火に置いたり、バーナーで温め直したりしたい、するじゃろうなと思うんなら、シングルがええと思います。

逆に、入れたコーヒーは冷めてもそのまま飲む、温め直しはせんという人なら、ダブルの冷めにくさの方が使い勝手がええかもしれません。直火での温め直しって、正直そんなに頻繁にやることでもなかったりしますけーね。

どっちを買うても間違いではないと思います。ただ、自分はダブルを先に買いましたが、今から買うなら先にシングルを買う方がええかもしれません。直火にかけられるし、使うてみて「温め直すことは少ないな」と感じたら、そこで冷めにくいダブルを買い足す。この順番の方が、無駄がないと思います。

2026年のエバニュー チタンマグカップのラインナップと価格

自分が持っとるのは旧品番(チタンWマグカップ300FH RED EBY269R、チタンマグカップ400FH RED EBY267R)で、今は品番が変わっとります。エバニューのカタログ(EVERNEW ULTRALIGHT MOUNTAIN EQUIPMENT 2026)に載っとるのは、シングルウォールのマグだけです。どれも純チタン製の日本製で、直火にかけられます。

シリーズ300(税込)400(税込)特徴
Regular(ECA541 / ECA542)3,080円3,190円定番モデル。煤や汚れが落としやすい底面
LIMITED RED(ECAL746 / ECAL749)3,080円3,190円赤いシリコンチューブ付き(店舗限定)
Ti (Fire)(ECAL748 / ECAL751)3,300円3,410円難燃シリコンカバー付きの取っ手(店舗限定)
ZARAZARA(ECAL758 / ECAL759)3,850円4,180円アンティーク仕上げ(店舗限定)

価格はカタログの税込価格です。サイズは、300が容量290ml・51g、400が容量380ml・59g。カタログでは、300が「シングルウォールマグカップの定番サイズ」、400が「湯沸かしに使える少し大きめサイズ」と紹介されとります。どのシリーズも220サイズもあります。

ダブルウォールは在庫品か、他メーカーで

ダブルウォールのマグは、2026年のカタログには載っとりません(2026年11月時点)。ひとつ前の品番の「Ti 300 FH W Mug(ECA612、300ml・96g)」が、お店やオンラインショップに残っとるくらいです。

エバニューにこだわらんのなら、他メーカーのダブルウォールでもええと思います。たとえば、スノーピークの「チタンダブルマグ 300(MG-152)」は今も売られとって、公式の税込価格は5,280円、容量300ml・84gで、取っ手も折りたためます。自分は使うたことはないですが、スペックだけ見ると、エバニューのダブル300の代わりにちょうどええと思います。

まとめ

エバニューのチタンマグカップは、13年毎日使うても凹みも変形もなく、今も夫婦で毎日使うとる相棒です。変わったのは印字が消えたのと、取っ手のゴムが1か所破れたくらい。この先も、一緒に歳をとっていきたいと思います。

選ぶなら、温め直したいならシングル、注いだら飲み切るならダブル。迷ったら先にシングルを買うて、必要になったらダブルを足すのがおすすめです。結局、どっちもあると便利ですよ!

関連アイテム

自分が使うとるのと同じ、シングルウォールの400サイズです。

定番の300サイズはこちら。

エバニューのダブルウォールは、在庫が残っとるお店を探してみてください。

今も買えるダブルウォールなら、スノーピークのチタンダブルマグ 300です。

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