みなさんこんにちは!Acti-bu Outdoor Yasuです。
フランスで休日にはもっぱら大好きなアウトドア、メインで釣りを楽しんでいるおっさんです。
YouTube Acti-bu Ch フランスの釣り試行錯誤 でフランスでの釣りの様子をマイペースですが配信しているので、興味があれば覗きに来てください。
主にフランスでのルアーフィッシングの様子で、ノーザンパイク、ヨーロピアンパーチをメインに、ザンだーやヨーロッパオオナマズや海ではヨーロピアンシーバスなどを狙ってフランスでの釣りを試行錯誤して楽しんでます。
今回はそんなフランスでの釣りの相棒の1つである、Huerco FF600-5C と言う、6ftのフルグラスロッドの紹介です。
正直なところ、フルグラスという、ある意味特殊なロッドなので、みんなにオススメはしません!
グラスロッドの特徴を分かった上で購入することをオススメしますが、
そんなフルグラスロッド、バーサタイル性があるとは言えませんが、そこがまた面白い!
私にとっても初めてのグラスロッドでしたが、グラスの楽しさ!ってのがあるので、好みは分かれそうですが、”遊ぶ!” にはもってこいなロッドでした!
最初の1本にオススメするロッドではないですが、めちゃくちゃ楽しい!遊ぶには最高なロッドの1つです。
- ロッド概要(スペック等)
- どんなところ、どんな人にオススメなのか?
- どんなところ、どんな人にオススメしないのか?
Huerco FF600-5C 最初の1本にはオススメしないが、最高に遊べるチューブラ・グラス・パックロッド!!
Huerco FF600-5C ってどんなロッドなの?
アウトドアでのさまざまな遊びを探求している、パックロッドをメインで展開している、アウトドアメーカー Huercoのロッドのシリーズの中の;
FF Series [ Fun Fishing ]
時間や場所を問わず、ちょっと遊びたいときにさくっと使えるノンジャンル・パックロッド。
気軽に楽しくがコンセプトで、使い方はあなた次第。釣りはこうしなくてはならない!という枠組みを超えて楽しめるFF「ファンフィッシング」シリーズです。
コンセプトは気軽ですがグラスロッドの性能である食い込みの良さ、バラシの軽減、ルアーの幅広さなどその性能は充分。
ビギナー~エキスパートまで、それぞれのフィールドで楽しさを体感いただけます。
Huerco
FFシリーズのチューブラのフルグラスの6ftで5ピースのベイトキャスティング・パックロッドです!
FFシリーズのラインナップは現在:
番手 | 長さ | 仕舞寸法 | 継ぎ数 | 自重 | キャストウエイト |
---|---|---|---|---|---|
FF500-5S(スピニング) | 5ft00inch 約152cm | 365mm | 5pcs | 約95g | Max15g |
FF500-5C(ベイト) | 5ft00inch 約152cm | 365mm | 5pcs | 約115g | Max15g |
FF600-5S(スピニング) | 6ft00inch 約183cm | 435mm | 5pcs | 約115g | Max20g |
FF600-5C(ベイト) | 6ft00inch 約183cm | 435mm | 5pcs | 約130g | Max20g |
Huerco FF600-5CはキャストウェイトMax20gということもあって、10g前後〜15gくらいの、いわゆるバス用の一般的なクランクベイト、シャッドやトップウォータープラグなんかは気持ちよく使えます。
ここは自己責任になりますが30gくらいのルアーも全然投げれます。
グラスの柔らかさゆえ、キャストもバットに重さを乗っけて、バシュっと早く振り抜くというより、ロッド全体に重さを乗せて、そのロッドの男性でバヨーンっとキャストするような感じなので、
ルアーが多少重くても案外投げれちゃいます。が、気持ち良くはないかも、、、
Huerco FF600ー5Cの特徴:
5ピースのパックロッド:
5ピースのパックロッドということもあって、仕舞寸法は43.5cmとかなりコンパクト!
このコンパクトさがメリットになるのかどうかは、その人次第ですが、
自分のように釣りに行くのに、電車に乗って行ったり、自転車やバイクで行ったりするような人には、かなり便利なのには間違いないと思います。
3ピースや4ピースだと、正直リュックから飛び出たり、全部を収めきれなかったりすることがありますが、5ピースでこれだけコンパクトになると本当にどこにでも忍ばせることが出来るのは本当にいいところ!!
コンセプトの通り、どこにでも気軽に持っていって、気軽に釣りをするにはもってこいです!
チューブラのグラスロッド:
チューブラのフルグラスロッドであることも特徴の一つ!
FFシリーズは全てがチューブラのフルグラスロッドです。
チューブラかソリッドの違いもあって、メリットデメリットがあって、ソリッドの方がいいっていう人も多いと思います。
というか、グラスロッドはほとんどソリッドの方が多いのではと思いますが、
レア度で言ったらチューブラのグラスでしかも5ピースのパックロッドということ!
5ピースのパックロッドでしかも、チューブラグラスロッドはあまりないので、ある意味面白いかもしれません!
グラスロッドなので柔らかい:
グラスロッドということもあって、カーボンロッドに比べると、柔らかいです。
とは言っても、ダルンダルンという感じではなくある程度張りはあります。
チューブラのグラスということもあるのか、柔らかさの中にも張りがある感じで、自分みたいにグラスロッドを今まで使ったことがない人でも扱いやすい方なのではと思います。
とは言ってもやはりグラスなので柔らかいことは柔らかいですよ。
なので、キャストもカーボンのようにバットにパワーを残してバシュっと早く振り抜く感じではなく、ロッド全体にルアーの重さを乗っけて、バヨーン!っと飛ばす感じなので、
飛距離はカーボンロッドより出ないのでは行った感じ、
その代わり、その柔らかさを生かしたキャストが出来たりもするので、そのようなグラスならではのキャストを楽しむには、めちゃくちゃ遊べるロッドです。
どんな釣りに向いている?:
巻物(クランクベイト、シャッド、他):
グラスロッドなので、グラスがメリットになりうるとしたら、巻物の釣り!
グラスの柔らかさ(粘り)でバイトを弾きにくく、カーボンロッドのように張りのあるロッドだと弾いてしまっていたバイトも拾えるようになる可能性はあります。
また、クランクやシャッドでボトムを叩く時もロッドの柔らかさゆえに、普通なら根がかりしてしまうような障害物もティップが追従して入ってくれることで、根がかりもしにくくなります。
トップウォーター:
トップウォーターもグラスロッドが強い種類の釣りじゃないかと思います。
トップはただでさえミスバイトやバイトを弾いてしまうことが多い釣りなので、
グラスの柔らかさがルアーを掠めるようなミスバイトや、弾いてしまうようなバイトでも針先さえ気をつけていれば弾かずにのってくれるので、トップではかなり武器になるんじゃないかと思います。
ナマズのトップウォーターゲームでもグラスロッドがよく使われているのは、捕食するのがめちゃくちゃ下手なナマズのバイトも拾いやすいからってのがあります。
中流や本流域のトラウト:
そして、やはりトラウトの釣りではグラスロッドがメリットになる場面も多いかと思います。
ロッドがしなやかすぎる故に、グッキングが決まりにくい時もありますが、細軸のフックを使うトラウトの釣りではそのデメリットも目立たなくなるし、
それ以上にトラウトのロールする動きや、流れの中でのファイトにおいて、ロッドが追従してくれ、バラしにくくなるメリットがあります。
それに、柔らかさを利用して、ロッドを振りにくいシチュエーションでもロッドの曲がりだけを利用してルアーを飛ばせたりもするので、トラウトのフィールドにも持ってこいです。
しかし、FF600は6フィートの長さがあるので、源流域では正直扱いづらいです。
どちらかと言ったら、川幅の広い中流域が本流での釣りに向いてると思います。
何にでも使っちゃえばいい!:
しかし、個人的にはグラスだからこの釣り!みたいな使い方をしなくてもいいんじゃないかと思います。
グラスの面白さを楽しんじゃえばいいだけ!
不向きな釣りに使っても、グラスでその釣りをする面白さもあるので、単純にグラスでの釣りを楽しめば、どんな釣りもめちゃくちゃ楽しいです。
ブラックバスや、こちらではノーザンパイクの釣りにおいても、確かに遠くのバイトをフッキングする時にロッドが柔らかくて、フッキングを決めるのが確かに難しいです。
しかし、その決めにくいフッキングを決める遊びというか、、それで決めれた時は最高に気持ちいいし。
グラスならではの粘りのあるファイトもグラスならではで面白い!
この魚だからグラス、この釣りだからグラス ではなくて、グラスロッドの楽しさがあるので、グラスロッドの楽しさを思う存分楽しんじゃえば、どんな魚のどんな釣りにおいても、めちゃくちゃ楽しくなる!!
魚種を選ばないHuercoらしい、めちゃくちゃ遊べるロッドじゃ思います。
パックロッドの気軽さは最高!:
後は、このパックロッドのコンパクトさは最高だということ。
子のFF600は仕舞寸法43cmということで、サクッとザックの中に忍ばせておけるくらいのコンパクトさになります。
それこそ、旅行にも持っていけるし、もしかしたら釣りが旅先で出来るかもしれなければ、ザックの中に常に携帯して持っていけてしまう大きさです。
本当に、どこにでも持って行けて、そこでグラスロッドでの釣りを楽しめちゃう。
コンセプト通り、サクッと気軽に色んな釣りを楽しむのには、そして魚を”獲る”というより、魚釣り自体を楽しむにも、めちゃくちゃ遊べるロッドなんじゃないかと思います!
パワーも申し分ない!:
パワーに関しても個人的には申し分ないです。
サクッと気軽にどんな釣りでも楽しめてしまうような、気軽さを歌っているロッドですが、
80cmオーバーのノーザンパイクを釣った時もしっかり粘って、耐えてくれて大きな魚を寄せてきてくれました!
気軽さもあるし、本気の大物もとっていける懐もあるロッドなので、ある意味本気で遊べる相棒の一つですよ!
写真のビッグパイクを釣った時の様子ですが、このサイズのパイクも取ることが出来て、この時に信頼度もグンと上がりました。
そして、グラスならではのこの曲がり!
このロッドだからこそ味わえるスリリングなファイトがめちゃくちゃ楽しい!
関連アイテム:
最初の1本ではないと思いますが、めちゃくちゃ楽しいグラスロッドです!
5ピースでどこにでもこの楽しさを持ってけるのは最高です。
YouTubeで使っている、この時のビッグノーザンパイクを仕留めたルアーがニシネルアーワークスのエリー115SD です。このジャークベイトもめちゃくちゃ楽しいルアーです。