ついにヨーロッパ最高峰の頂を踏むことが出来ました!

その時の感動と、情報を少しでもお届けできたらと思います。

パリからシャモニーへの行き方

パリからモンブランの麓の町シャモニーに車で行くと、休憩次第ですが、大体7時間〜9時間くらいかかります。

そんなに近くはありませんが、登山ギアやキャンプの道具などを電車で運ぼうと思うと大変なので、車の一択でした。

今回滞在先

今回はairbnbで探した、キッチン付きのドミトリーみたいなところです。

比較的安く見つかります。正直登山で滞在中の半分以上いないので、ドミトリーみたいなところで十分。と言ってもシャワーもあるし、2人くらいで普通に泊まれます。

色んなところがあるので、自分の目的用途で決めるといいと思います。

今回のプログラムを申し込んだところ

ODYSSÉE MONTAGNE

様々な登山プログラミングがあるので、自分の行きたい山、挑戦したいことに合わせて選べることができるんじゃ無いかと思います。

今回は、もう1人の知人とイタリア人ガイドの3人での山行になりました。

中には参加人数があるものもあり、それによって1人の費用が変わってくる可能性はあります。

私たちも本来4〜6人のところ参加者が集まらず、結局2人だけだったので、少し割高にはなってしまいました。

それでも、ガイド1人に対して、知人と2人なので、安全面からおいてもそのほうが安心で、結果よかったです。

登山プログラム内容

  • 1日目:メールドグラース氷河を登り、中腹の山小屋まで。
  • 2日目:モンブランへアタックする山小屋(REFUGE DES COSMIQUES)まで。
  • 3日目:自分は1日休憩、、本来は他の山を登山(一緒に登った友人は登りに行ってきました)
  • 4日目:深夜からモンブランにアタック開始!登頂!下山!
  • 5日目:シャモニーでリラックス
  • 6日目:シャモニーでリラックスで翌日パリに帰る。

こちらのルートはノーマルルートと呼ばれる、グーテ小屋からモンブランにアタックする、一番有名なルートではなく、

メールドグラースから、コズミック小屋からアタックするルートです。

登頂後も同じルートを引き返すルートになりました。

最近ノーマルルートは温暖化の影響か落石が増えて、その被害が多く出ているため、リスク回避のためにこちらのルートにしました。

登山技術的には、斜度60度以上の雪と氷の崖をアイスクライミングするところとかがあるので、難易度的にはノーマルルートより少し高いようです。

1日目:メールドグラース氷河を登り、中腹の山小屋まで。

ここ、おなじみのハシゴなんですが、ここをおりてメールドグラース氷河へおります。

こんな感じで、アイゼン、ピッケルワークをしながら登っていきます。

普通にクレバスだらけで慎重に。

初日に泊まる山小屋がある崖の下です。ある程度登ってきたところ。

また、崖にかかったハシゴを登って上に登ります。

名前を忘れてしまいましたが、最初の小屋で一泊します。

そこからの景色。水とかも買えて一安心です。

2日目:モンブランへアッタクするREFUGE DES COSMIQUESまで。

REFUGE DES COSMIQUESのデッキからの景色。

向こうに見えるところを登った奥の奥にあるのがモンブラン。

もうひたすら登って歩き続けます。

終始スケールがでかい!絶景が続きます。が、、しんどい!

日々走って、足腰、呼吸器系を期待ておくのは本当に重要です。

もう少しです。

エギュイディミディが右上に見えてます。

シャモニーから手軽に3800M以上の絶景をロープーウェイでサックっと楽しめます。

登山しない人でもここはおすすめです。

シャモニーに来た際はぜひ1度は登ってみてください。

左を向くと、ようやくコズミック小屋が見えました。

この最後の斜面が地味にきつい 笑。

正直疲労困ぱいでした。

日目:自分は1日休憩、、本来は他の山を登山(一緒に登った友人は登りに行ってきました)

3日目は高所順応に正直体が追いついておらず、2日の登山の疲れもあり、自分は体調が悪く、

ガイドと相談した上で、1日コズミック小屋で休むことに。

一緒に登った友人はこの日も高所順応も含め、コズミック小屋からアプローチできる違う山を登り、デッキのある崖から、上がってきました 笑。

体調は思いの外良くなくギリギリまで様子を見てアタックするかは判断することに、、、汗

4日目:深夜からモンブランにアタック開始!登頂!下山!

アタックの日です。

深夜2時前に起床。体調は少し回復しているようで、朝ごはんもしっかり食べれたので、アタックすることが許されました。

本来はここから登り、ノーマルルートで帰る予定だったのですが、前日の他のガイドからやはりノーマルルートは落石の危険が高くて危ないとの情報もあって、

同じルートを往復してまたコズミック小屋に戻ってくるルートに急遽変更。

ということで、不必要な荷物をコズミック小屋において、出来るだけ軽装でアタックすることに。

真っ暗の中、結構なペースでかなりの勾配の斜面を撃登り!

途中もクレバスやにかかったハシゴを渡ったりと、特別なクライミング技術がいるようなところがあるわけではありませんが、簡単ではありません。

ようやく、日が明けてきて嫌いな景色が広がります。

途中で、斜度が60度以上のほぼ体感は崖を数十メートル登る箇所があるんですが、アドベンチャーです!!

終盤はひたすら登ります。ひたすら、、

正直ガチできつかった、、、、

心が折れそうな辛さがひたすら続き、頑張り続けた結果

ついにやりました!

ヨーロッパ最高峰モンブランの頂を踏むことが出来ました!!

いやー最高の景色!!

と言ってもそんなにゆっくりしている時間はありません 汗

時間が経って日が出ている時間が長ければ長くなるほど、雪崩などの危険が増えるので、なるべく早く下山です。

下山目前。

もうかなり疲労困ぱいです 汗。もうすでに行動時間12時間。

いやーもう少し!!

奥にエギュイディミディが見えてます。

ここからが地味に長かった、、、笑。

覚えてますか?最後にコズミック小屋に登る斜面、、、最高にきつかったんじゃけど、ようやく無事に帰ってきました。

置いていた荷物をピックして、ランチをして帰ります。

しかし、まだここからエギュイディミディまで登らなければなりません、、、汗

本当にここがラスボス。すでに疲労困ぱいの中、カラカラになるまでエネルギーを出し切ります。

無事に展望台まで上がって来れて、それこそ本当に一安心、、、

これからはロープウェイに乗って、シャモニーまで帰るだけです。

いやーよかった、今年はかなりの死者も出ていただけあって、天候にも恵まれ、本当にいいコンディションで登ることができ、

無事に登頂し、下山できたことは本当に感謝です!!

5日〜7日目:リラックスして帰る。

下山してからはひたすら休養でした。

正直、本当は他の場所に軽くハイキング行ったり、キャンプ行ったりしようと思っていたんじゃけど、呼吸器系のダメージが大きく、

正直、ハイキングやキャンプは無理、、、ゆっくりシャモニーで療養です 笑。

それでもシャモニーは綺麗で素敵なところです。

次はいつ行けるかな、、、また違う山にもチャレンジしたいですね。

お世話になったギア達

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